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専業主婦、共働き、独身キャリア

こんな風に世の中が変わりつつある。これからもどんどん変わっていくだろう。

厚生労働省

バブル時代に大学を卒業した私の世代は過渡期的だから、私のまわりは専業主婦、兼業主婦、独身とさまざまだ。兼業主婦にも専業主婦にも、子あり、子なしがいて、独身にも、ずっと独身、バツ1、バツ2がいて、子あり、子なしがいる。そして、働き方も、大学卒業後にずっと同じ会社で働いている人がいて、何度も転職している人、正規雇用の人、非正規雇用の人がいる。専業主婦から兼業主婦になる人がいて、兼業主婦から専業主婦になる人がいる。

そして、お金持ちがいれば、貧乏な人もいる。

幸せな人も、そうでない人もいる。

同じ日本人で、同じ時代に生まれた育った女性でも、どんなカテゴリーに属するか、過去にどんな推移を経てきたかによって、ライフスタイルや頭で考えていることが違ってくる。

男性と比べて選択肢がたくさんあるから、女性にとっていい時代になったと言われる。でも、多様だからこそ難しいこともある。

とくに、人間関係が。

境遇によって得る情報、人生の目標、住む世界が変わるからだ。住む世界が違うと関心事が違うから、自分の思いに共感が得られにくくなる。たとえ親子であっても世代間ではさらに、共感が難しくなる。専業主婦が普通だった母の世代と、まだら模様の私たちの世代と、結婚しようとしまいと働くのが当たり前の娘たちの世代では、もう違う星に住んでいるみたいだ。

境遇の違いが「お互いがお互いをわからない」ということに止まらず、「羨ましい」「かわいそう」「自分より上だ、下だ」という、嫉妬、同情、比較競争のような感情に結びつくと最悪だ。最悪だと思うから、自分も他人にそういう感情を抱かれないように努める。先を見越して、羨ましいと思われないようにしたり、可哀想だと思われないようにしたり、ひたすら自分を隠す。地雷を踏まないように、万事につけ当たり障りなくなる。他人のありのままを理解しようともせず、自分のありのままを理解されようともしない。他人に助け舟も出さなければ、助けを求めもしない。

そして少しずつ、変化を諦め、他人と関わることを止め、偏狭になっていく。

理想はその反対だ。自分の生き方に誇りを持ち、他人の生き方も尊重する。他人との共通項を見つけようと努力するとともに、適度な他人との距離感も取れる。

そんな大人の女性に会うと感動する。対立より融和を選ぶ人。共通点を見つけようと努力する人。自分と他人の違いに純粋な好奇心を持てる人。他人の幸せを自分の幸せと感じられる人。自分の弱さをさらけ出して、しかも人に寄りかからない人。教えを乞うことをいとわず、逆に自分も無償で人に教えてあげられる人。どんな人とも水平に付き合える人。理性的な判断をしつつ情にも厚い人。

そうした女性は、専業主婦にも、兼業主婦にも、独身にも、子ありにも子なしにもいる。

もちろん女性だけでなく、男性にもいる。

そういう人は、必ずしも、一番、世の中で成功している人ではないかもしれない。陽の当たるところにいないかもしれない。でも、多分、社会はそういうまっとうな人によって支えられている。そういう人のおかげで、一人一人に違いがあっても社会はまとまりを失わない。

幸いなことに日本の社会にはそういう人はまだたくさんいる。

サウイフヒトニワタシハナリタイ。

 

 

 

 

 

 

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幸せと合目的性

合目的性(purposiveness):事物のあり方が一定の目的にかなっていることをいう。

目的は、幸せ。自分と周りの人の幸せ。

夫はオカネを稼ぐ人。妻は家事と子育てをやる人。夫の稼ぎが悪ければ、妻も働いて、家計を助けたれる。でも、もし夫の稼ぎが支出を満たすのに十分なら、妻は家事と子育てに専念すればいい。

家事と子育てだけじゃ、時間が余るとしたら?妻の社会とのつながりや、自己実現は?

友達や親戚とソーシャルする。映画に行ったり、食事をしたり。ボランティアや、趣味。何か、社会的意義のあることをやる。お小遣い稼ぎに翻訳をする。関心のある本を読む。フルタイムでオフィスでお金のために働いていた時、やりたかったけどできなかったことをやればいい。

チベット問題を支援するとかね。自分がいい人になった気分になることをする。

そして、夫と子供にニコニコ接するのが、妻が楽しそうにしているのが家庭の幸福。

夫は家にお金をもたらすことが、家族の幸福。

夫も妻も、家庭の幸福を最大化する、合目的的な生き方をする。

それが目的に叶っている、というのはわかる。でも、そもそも、目的って何?

幸せ。

家族と幸せ。

でも、幸せって?

50歳になっても、まだ分からない。どうやって生きていいのか。

幸福のために合目的的に生きるって、どんな風に生きることだろう。

幸福に向けて合目的的に生きることはできるんだろうか?

私以外の人は、そんな風に、合目的的に生きているんだろうか?

そんなことを考えながら、最近二冊の本を読みました。

The Book of Joy

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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