月別アーカイブ: 2014年3月

名取美和さん

イネス•ド•ラ•フレサンジュに代表される、女がいつまでも女を捨てず、若い頃のスタイルを維持するフレンチ•スタイルは素敵。だがもう一方で名取美和さんのようなまるで正反対の、性的要素を完全に削ぎ落とした尼僧のような中高年の風貌にも憧れる。

名取美和さんは、タイの古都チェンマイ郊外でバーンロムサイという孤児院の経営をしておられる方。彼女について書かれた本の表紙の写真の風貌の「抜け感」にまずノックアウトされた。そして本を読み、彼女の生き方や現在の仕事にますます興味を持つようになった。

生きるって素敵なこと!

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イネス•ド•ラ•フレサンジュとフランスの競争力

私が20代に大変お世話になったフランスという国は、18世紀の絶対王政時代からナポレオンの時代、1870年代に始まる資本主義全盛のベルエポックから第一次世界大戦までに頂点を極めた国といえる。その後、ゆっくりゆっくり凋落しながら今日に至るわけだが、20世紀には映画(ドリュフォーやゴダール)、ファッション(シャネルやディオール)、ハイテク(新幹線、コンピューター、航空機、原子力)などで生彩を放ち、大国の風情があたった。だが21世紀になるとフランス発の世界的新製品や大ヒットは絶えて聞かない。フランス映画も全然面白くない。世界のアメリカ化が一層進みつつあるように見えるのは寂しい限り。 続きを読む

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デコパッチ

手作りは好きだけど、何でも自分で作るわけでなない。

たとえばキンピラごぼうは作る。買うより作った方がシャキシャキして美味しいから。でも栗キントンは作らない。漉す作業があまりに大変なわりに、それほど美味しく作れないから。それに沢山作っても誰も食べてくれないから(泣)。

田舎パテ作りやソーセージ作りも興味があるのだが、キントンと同じで小家族ゆえ出来上がった大量のパテを自家消費できる自信はないし、差し上げられる先のアテもないから勇気が出ない。クッキーやケーキも同じ理由で作らない。 続きを読む

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ジュエリーの歴史の学び方

知人の紹介で元ミキモトの宝飾エクスパートでおられる増渕邦治先生の「ジュエリーの歴史の学び方」に参加した。

歴史の流れを俯瞰する、美術様式を把握する、ジュエリーの技法を理解するの3本立ての2時間。

還流ダイヤ(=買取され、再加工され、再び流通するダイヤモンド)の話。カルロ•ジュリアーノやファベルジェ、カステリーニといった19世紀ヨーロッパの名工の話、ピクウェ、パート•ド•ヴェールといった昔の技法の話。

Carlo Julianoによるブローチ。1890年代英国。めっちゃ綺麗! http://www.berganza.com/jewellery_ref_11283.htm?search_category_id[]=6&page_num=0&page_size=72

Carlo Julianoによるブローチ。1890年代英国。めっちゃ綺麗!
http://www.berganza.com/jewellery_ref_11283.htm?search_category_id[]=6&page_num=0&page_size=72

ファベルジェのイースターエッグ。欧州ブルジョア文化の粋! http://www.mirror.co.uk/news/technology-science/technology/peter-carl-faberges-creations-pictures-853596

ファベルジェのイースターエッグ。欧州ブルジョア文化の粋!
http://www.mirror.co.uk/news/technology-science/technology/peter-carl-faberges-creations-pictures-853596

チベットのジュエリーやアメリカン•インディアンのプリミティブなビーズ細工に惹かれている私には、古き良きヨーロッパの貴族やブルジョワの端正で高価な博物館級の名品や超絶技法は縁遠い存在なのだが、それでも、知らないよりは知っている方がずっといい。

そして、なんといっても「お勉強」は楽しい。

懐かしいな、ヨーロッパ。昔、フランスで”Histoire de style”という本を元に家具調度の様式を勉強したことが懐かしく思い出される。

華麗なジュエリー文化は、洗練された料理同様、巨大な富が集積する中央集権国家の宮廷など「金持ち有閑階級」が多くいる場所で花開く。チベット、中国、ペルシャ、オスマン•トルコ、インドのムガール帝国、絶対王政下のフランスや産業革命後のイギリス。。。ユーラシア大陸の多くの地域も永々と続くジュエリー文化がある。

対して、我が国日本のジュエリー文化は極めて浅い。

日本には根付や帯留めなど世界に誇る工芸文化があるものの、イヤリングやネックレスを付ける習慣は 長いこと存在しなかった。

私は亡くなった大正生まれの祖母の遺品の着物をいくつかもらったが、ジュエリーはなかった。祖母は殆ど何も身に付けていなかったから。一握りの上級階級の女性を除き、わずか3代前の日本人女性にはジュエリーやアクセサリーを付けるという習慣がなかったわけである。

もともとジュエリーやアクセサリーは、多くの地域で装飾や魔除けといった目的の他、移動の際に資産を持ち運ぶ手段として発展したという。

だから、遊牧民族のチベット人やモンゴル人は男も女もジャラジャラ。ラスト•エンペラーに登場する紫禁城の満州族の皇族や宦官たちも皆、コーラルやターコイズのネックレスをジャラジャラ。

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でも土地に縛り付けられて動かない生活が長かった農耕民族の日本人にはアクセサリーをジャラジャラつけて持ち運ぶ必要はなかった。

今でも日本人女性が好むのは細い華奢は18Kのチェーンに小さなペンダントヘッドが付いたネックレスや極小のピアス。「ジャラジャラ系」はキワモノで、なかなかメインストリームにはならないし、ミュージシャンやアーチストでもなければブレスレットを付けた男性も少ない。

そんなことも、すべて歴史のせい…。

そんな認識を新たにした講義でした。

増渕先生、ありがとうございました。

 

 

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戸締まり用心

会社と家のパソコンのログイン。ヤフー、楽天、アマゾン、iTune、hotmail。クレジットカードに銀行のネットバンキング。図書館。携帯電話と固定電話会社。翻訳会社のファイル送受信ソフト。サーバーのFTPパスワード、wordpressの管理画面パスワード、ウォールストリートジャーナルにファクタ。eBayとPaypal。もろもろのお買い物サイト。FacebookにTwitter。

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クラックされました。。。(泣)

突然、自分のブログサイトが閉鎖され、もしやサーバー料金の払い忘れかと思っていたら、なんと、サイトのクラッキングでした。

何が起きているのか確かめようとしても、格安サーバー会社との連絡は、公開Q&A を通じて質問をして、返事が来るのを待つだけ。

そして返ってきた答えは、「全コンテンツの削除、パスワードの変更、確認、入れ替え」。

3日間、ほとんどPCにかかりっきりで、リアルで助けてくれる人はおらず、修復方法はネット上の情報に頼るほかなく、なんとかここまで復旧。でも、まだ回復には途上で、もうへとへとです。

オープンソースの怖さを思い知りました。私にはあまりにハードルが高かったかもしれません。他の皆さんはどうされているのでしょう?

不幸中の幸いは、私のサイトが金銭の収受に携わる商用サイトではなかったこと。ビットコインの世界の混乱は他山の石です。

複雑なパスワードなど面倒臭いだけと思っていた私はバカだった。世の中には悪意のある人が沢山いる。

将来に向けての良い教訓になりました。

それにしても平和で治安の良い日本ですが、ITの世界だけは無法者が暴れる未開の地。組織に守られていない個人は甘く見ていると大変な目に遭います。

 

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サイト不具合で失礼しました

サーバーの不具合にて、昨日、一時サイトが中断し、大変、ご迷惑をおかけしました。Wordpressは柔軟性があり便利なものの、セキュリティ対策など私のような素人には難しい面もあり、バックヤード関係は完全にお任せだったAmeblo時代が少し懐かしい。。。

再発防止に努めますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

下山明子

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日中戦争とポスト対策

ビデオを借りてきて、久しぶりにベルナルド•ベルトルッチ監督の「ラスト•エンペラー」を見た。紫禁城の宦官たちや文化大革命の紅衛兵が動く群衆シーンのパノラマや色彩の美しさ、ジョン•ローンとジョアン•チェンのやるせない退廃的な表情、そして坂本龍一の甘い音楽が相俟って、何とも言えずヨーロピアン。滅びの美学のエレガンスで一杯の名作。

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不揃いなビーズたち

ビーズが大好きな人は世界中にいる。そして世界の手作りビーダーに最も愛されているビーズがTOHOとMiyuki。どちらも広島のビーズメーカーだ。

日本はもともとアクセサリーやビーズの歴史が浅い国。TOHOもMiyukiも戦後生まれの会社だ。そんな日本のビーズがなぜ世界を席巻しているかというと品質が抜群に良いからだ。日本のモノ作り万歳! 今日、高品質シードビーズの二大国といえばチェコのと日本だが、そういえば、ボヘミアングラスのふるさとのチェコもモノ作りが盛んな伝統的工業国である。

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