高いお金を払う価値があるもの

過去に奮発して買って失敗したものは数知れず。バーバリーのコート、エルメスのスカーフ。マルニのジャケット。

バブル時代に一生物と思って買ったが使ったのは数年だった。ファッションは流行り廃りが激しいし、自分自身の好みも変わっていくから、一生物なんてないのだ。ましてや、アクセサリーや靴の寿命はせいぜい3年程度。

高価なシャンプーやトリートメントも長続きしなかった。

髪質が変わるかと思って買ってみたが、費用に見合うほどの効果はなかった。界面活性剤の入っていない天然シャンプーも長続きせず、結局、安価だが質も良いロレアルのエルセーブに落ち着いた。化粧品はドラッグストアでしか買わなくなった。

「安物買いの銭失い」ということわざが適切だった時代も確かにあったかもしれない。だが、物の品質が極端に向上した今日、「安物買いの大もうけ」ばかりだ。「俺のフレンチ」の食事、ユニクロの下着、ロレアルやメイベリンの化粧品、GAPのジーンズ、100円ショップの使い捨てバスキャップ、セブンイレブンのコーヒー、エイサーのPC、ゼブラの100円の水性ボールペン、デュチェコのパスタ。そうした安価な品がこんなにも良質なのに、その数倍から数十倍のお金を払って高級ブランド品を求める意味がどこにあるだろう。

というわけで、今や可能な限り、無駄な買い物、ブランド品、高級品を避けている。そんななか、「これだけは、ちょっと高いが買い続ける」という厳選されたこだわりの逸品をご紹介。

1 モレスキンの手帳 2,310円

モレスキン

フランスのQuo Vadisの手帳からシフトしてすでに5年以上になる。能率手帳などの値段は半分以下だし、取引先や銀行からもらうものを使えば無料だ。だが大きさ、レイアウト、形、使い勝手の良さでモレスキンは抜きん出ている。本当は、この赤い手帳に飽きていて浮気したいのだが、これ以上に購入意欲をそそる手帳がない。365日、手帳を肌身から話さず、メモは全て手帳に書く私にとって、モレスキンの手帳はささやかな投資。

2 Odlumsのオートミール 578円

オートミール

Odlumsはイギリスのオートミール。日食やクエーカーなどのオートミールより値段が高く、スーパーにも売っていない。が、実際に食べてみると味が全然、違う!これを食べるまではクエーカーオーツのオートミールが普通のオートミールだと思っていたが、今ではこれ以外のオートミールは食べられない。パンは高級ベーカリーのパンも美味しいが、スーパーのパンも美味しい。お米はコシヒカリは美味しいが、それ以外のお米も美味しい。高い値段を正当化するだけの質の違いが真に舌に感じられる食材は実に少ないが、オートミールは数少ない例外。

3 バラのエッセンシャルオイル 5ml 4500円

オイル

シンガポール時代の友人に教えてもらってから、出来合いのフレグランスオイルや香水を買わずに混ぜ物のないエッセンシャルオイルを買うようになった。そのまま掃除やマッサージに使ったり、リネンウォーターを作ったりする。主に値段の安い柑橘系やミント系のオイルを大瓶で買ってふんだんに使っているのだが、例外はバラのオイル。バラの香油は採れる量が少ないから高価だ。でもバラというのは、本当に上質ないい香りがする。少量を安いクリームや普通のオリーブオイルに混ぜて手に塗るだけで、不思議と優雅に気分が浮き立つ。5mlで4800円のオイルは私にとって十分に価値を正当化できるものである。

まあ、モレスキンの手帳も、Odilumsのオートミールも、バラのオイルも、突き詰めてみれば、なくても別に生活には困らないが。。。毎日を楽しくするこうした逸品を買うお金までは惜しまないでいい生活が今後も送れればありがたい。

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