編み物完成!

 チクチク編んでいたジャケット完成!

Exif_JPEG_PICTURE

初心者に慢心は禁物。下田直子さんの本に指定された通りの糸を買って、本の通りに忠実に編んだ。その結果、 セーターというより、かっちりしたスタンドカラーのジャケット風の仕上がりになった。ブローチやコサージュをつければ十分にオフィスにも着ていけそうな風合い。数十年ぶりの編み物のまずまずの結果に自己満足している。

下田直子さんの提案する手作りの刺繍やデザインは、大半の手作り本の甘ったるい路線と一線を画していて、辛口でエッジが効いていて、ちょっと古風で美しい。自分のスタイルを持って、美しいモノを考案して、他人に提案するデザイナーの仕事って素敵だ。

編み物はマラソンに似ている。単調なプロセスが続き、どれだけ手を動かしてもなかなか前に進まずゴールが見えず辛い気持ちになる。でも、編み終わった途端、途中の苦しさは全て忘れて新しい作品に挑戦したくなる。

次は手袋を作りたいとも思うのだが、きっと今編み始めてもクリスマスまでには出来上がらないだろう。見本となる本を買って、糸と針を買って、数十時間の時間を掛けて作る。そんな手製の手袋の原価は値段を付けられないほど高くなるだろう。なにせ編み物をしている時間は他のことは出来なくなるから機会費用が高くつくのだ。きっとうまく編めたら次は家族や親戚や友人に編んでプレゼントしたい気持ちになるだろうが、それにはいくつ冬のシーズンがあっても時間が足りない。

どう考えても今の私が編み物をすることが誰かのためにたるとも思えないし、それが自分の投資とも考えがたい。編み物をしている時間には、会社も行けず、文章を読むことも書くことも出来ず、ジョギングも家事も出来ないし、誰かにも会えない。何かのための時間を作れば、何かのための時間が失われるゼロサム状態の今の私にとって、編み物のための時間をレギュラーに組み入れることはどう考えても賢明ではない。

などと言いながら、今回と同じように衝動的にまた編み始めてしまうかもしれない。魂が編み物を求めているのだろうか、それとも単なる逃避?

人生、何もしないには長すぎるが、何かをしようと思うとあまりに短い。。。。

 

 

 

 

 

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedInPrint this pagePin on Pinterest

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です