引き続き体型、そして骨盤

なんだか体型の話ばかりで申し訳ないのだが、槍ヶ岳から帰って来てから猛暑の東京で仕事やビーズに身が入らず、すっかり気分はphysicalモード。ここ数週間は知的読み物やソーシャルや世の中の流行りからは関心が逸れて、「からだ」「骨」「筋肉」にフォーカスしている。

こうした情報収集にインターネットは本当に素晴らしい。たとえば「足首、しゃがめない、硬い」と検索すると、私と同じ悩みを持った人、そうした悩みを解決する人など、実に多様な人たちの、多様なレベルと側面からの無料の情報提供の恩恵を受けられる。さらにこれをyoutubeで検索すると、矯正のための方法に関する様々な動画が出てくる。こと身体に関することは文字より画像情報の方がはるかに情報量が多い。youtubeのおかげで家にいながらにして無料かつ容易に有効なトレーニング方法を体得出来る。

ネットの情報は玉石混淆でネットに向かう心の動きは気まぐれ。ザッピングを続けるとどんどん関心の対象が逸れて来て、結局時間の無駄となることが多いのだが、ことボディに関しては、今のところ、どんどん垂直に学びを積み重ねている。

一つのサイトで得た言葉を用いて、キーワードを変えて検索してみると、さらに新しい情報に出会える。このようにして、私のこの二週間のキーワードは「身体、硬い」「おなか、ぽっこり」から、「大腰筋、筋膜、ロルフィング、大腿四頭筋、ハムストリング、骨盤、丹田」などに徐々に進化していった。

ある程度、知りたい内容にメドを付けるとアマゾンで本を買って読むということを何回か繰り返した。なにしろボディについてはものすごい数の本が出ている。それらから選りすぐって今のところ読んだ本はこの四冊。

これらの本に共通するキーワードは「身体を緩める」ことと「(骨格的に)正しい姿勢」を意識することだ。あるいは、あらゆる健康の本が同じことを言っているのかもしれないが、これらの本の長所は、「なぜ、そうしないといけないのか」が理論としてキチンと説明している「中級」向きの本だということ。

また、どの本も「身体」と「こころ」の相関関係が具体的に説明されている。猫背の人は「猫背的」性格(=消極的)で、怒り肩の人は「怒り肩」的性格(=怒りっぽい)、というように。逆に言えば、体型を整えれば、性格や人生に対する態度もある程度は変えていけるということ。

これらの本の中でとりわけ役に立っているのが、「骨盤おこし」で身体が目覚める 1日3分、驚異の「割り」メソッドだ。この本のアマゾンでの評価は必ずしも高くないが、それはとりもなおさず、この本が「万人向きではない=読者を選ぶ=効く人にしか効かない」からだろう。

整体師だった著書の中村考宏さんは、自分の4歳の子供がペダルのない自転車によって二輪車に乗れるようになったのを見て、「大事なのは筋肉ではなく骨格」ということに気づき、自ら一輪車に乗ることで、骨盤を立てることが最良のバランス、効率の良い身体の使い方につながることを発見したそうだ。そして、現代日本人の後屈した骨盤は、「人生でリスクを取らず消極的な性格」とシンクロしているという。

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後屈して固まってしまった骨盤を立てるために中村さんが考えだしたメソッドが、膝を伸ばさない開脚姿勢による前屈。この姿勢で前半身を前に出していき、しかも、足指の中指から薬指までを握りしめる。

奥さんの中村よし子さんによる骨盤おこしセミナーより

中村考弘さんの奥さんの中村よし子さんによる骨盤おこしセミナーより
http://ameblo.jp/aa-eni4/entry-11319466189.html

「膝をしっかり伸ばすこと」、「筋肉をストレッチすること」を学んで来た私には、目から鱗のトレーニングだが、やってみるととても良い。自分の身体のさまざまな欠点は骨盤が出発点だったということがよく実感できる。そして、このトレーニングによって、徐々にはハムストリングの感覚や、足裏を踏ん張って股関節を外旋させる感覚を感じることが出来るようになりつつある。

身体を発見し、分析し、矯正していく作業というのは、外部の世界を変えていくことと同じかそれ以上に知的でエキサイティングな作業だ。そして、気づきと矯正の過程は何歳になっても始めることが出来る。

それは多分、心も同じ。

この夏、ゆっくり心と身体の気づきの時間を確保して、秋からの活動に必要な鋭気を養おう!

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