モノを売る

週末、横浜ハンドメイドマルシェに出店した。初めての展示販売会。

チベットの祈祷旗タルチョで飾った手作りのpemaのプレート。

チベットの祈祷旗タルチョで飾った手作りのpemaのプレート。

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開店前にお店の鏡で自分撮り!

開店前にお店の鏡で自分撮り!

アメリカン•インディアンのビーズ織のブレスをアメリカ人に褒めてもらいました!

アメリカン•インディアンのビーズ織のブレスをアメリカ人に褒めてもらいました!

これまで会社で営業したことはあった。フリマやバザーのボランティアで雑貨の販売をしたこともあった。でも、ブースを設営し、自分で作った商品に、自分で値段を付けて、不特定多数の人に自分で売るのは初めて。

「証券アナリストで本も出している下山さんが、なぜか、アクセサリー作って売っている!」と言われるのが恥ずかしくて、一部の理解者を除いて、知人にはなかなか告知できなかった。なにせ、「趣味の片手間」でやっているのではなく本気なのだから!

「お祭りでモノを売るのはすごく楽しかった!」と言いたいところだが、不特定多数の人に直接、モノを売るのはクールな修行だった。モノを売るとは、正解がどこにあるか分からない、フワフワしたつかみ所のない作業だ。ましてや、生活必需品でないアクセサリーは!

見向きもせず、通りすぎていくお客さんに「こんにちは〜」笑顔を振りまく。足を止めた人に、「良かったら付けてみて下さい」。そして、通りすぎれば、「ありがとうございました〜」。

基本的にその繰り返し。20人に1人くらい、特定の商品に関心を持ち、まようお客さんが表れる。そこで背中を押す一言。でも、押し過ぎても駄目だ。さんざん試しても何も買わない客もいれば、突然、ツカツカと寄って来て、「これ下さい!」とお金を差し出す客もいる。

人がどんどん流れてくるのに、誰もが無関心で私の店の前を通り過ぎると切ない気持ちになる。

何がいけないんだろう? 値段が高すぎる? 商品が平凡で魅力がない? 私の販売が下手? 認知度ゼロで信用がない? そもそも売る場所が合っていない? ブレスなんて誰も欲しくない? ストーリー性を十分に作れておらず、ターゲットを絞れていない?

通りすぎる人は、誰も正解を教えてくれない。問いつめることも出来ない。出来るのは、店に立ち寄って下さったお客さんがつぶやく言葉から正解を推測するだけ。

お客さんは水のようなもの。すり抜けていくものに執着してはいけない。

「売れ筋」はダガービーズを使った40センチネックレスでした。

「売れ筋」はダガービーズを使った40センチネックレスでした。

周りのブースを見回すと、絶妙なセールストークでお客さんの心を和ませて、懐にグイグイ入っていき、販売に結びつけるお兄さん、自分の作品の世界観をトウトウと語ってお客さんを魅了するデザイナーさん。天性か、努力の結果か。「売る力」を持った人から初心者の私は謙虚に学ぶべきなのだが、ついつい、「どうせ私は駄目」と僻みや妬みや劣等感に押しつぶされそうになる。「モノ作り、アート系の人たちの中で私だけ浮いている。。。。」、「私は独りよがりなだけ。。。」、と寄る辺ない気持ちになる。先回りして「どうせお前なんか駄目だ!」とささやく自分がいる。骨董を売ろうとしたときと同じだ。

でも、そんなネガティブな心の波に押し流されそうになりながらも、何とか踏みとどまり、最初の一歩を踏み出せた。「売る」立場に立つと、単なる消費者だった時とは世の中は全く違った姿で見えてくる。飲食店やネットショップ、ファッション•ブランド経営。立地、値付け、デザイン、素材。全てに意味がある。コンスタントに売れて、リピート顧客を持ち、安定した利益を出している全てのビジネスの売るための努力に敬意を評し、その秘密を学びたい気持ちになる。

次のステップは商品改良とネット出店。そうしたら、さらに告知していこう。

身の丈で出来ることをゆっくりゆっくり。

横浜ハンドメイドマルシェで私のアクセサリーを気に入って買って下さった方、商品にアドバイスを下さった方、本当にありがとうございます。おかげさまで歩き始めることが出来ました。

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