ケネディ駐日大使のエレガンス

駐日米国大使として正式に赴任したキャロライン・ケネディさん。

ニコニコニュース

ニコニコニュース

趣味の良さは遺伝する。20世紀のファッション・アイコン、ジャックリーヌ・ケネディさんの愛娘だから、ファッション・センス抜群なのは当然。

jacqueline

ちなみに、キャロラインさんの義理の妹さんで同名のキャロラインさんもファッション・アイコンとして有名だった。こちらのキャロラインさんは、新婚ホヤホヤの1999年に夫(駐日大使のキャロラインさんの弟)のジョンFケネディ・ジュニアの操縦する飛行機に同乗していて事故死した。享年33歳。

carolyn

さて今年55歳になるキャロライン駐日大使の信任状奉呈式の装いは紺の膝丈ワンピースに同色の中ヒール。ベーシック・アイテムの上品な着こなしで有名な母親の娘だけあって、超ベーシックな着こなし。それでも、上品で垢抜けた雰囲気なのは、仕立ての良い上質の服であることに加え、全く中年崩れしていない体型と、綺麗にブローされたヘアのせい。

キャロラインさんを見ると、中年を過ぎてからの最大のお洒落は太らずにしなやかなシルエットを保つことだとつくづく思う。痩せて貧相であってはいけないのだが、エイジングによる二重あごや太い首、突き出た下腹はどんなに素敵な服も台無しにしてしまう。徐々にバストやヒップの位置が下がるといった体型の崩れや、皮膚の張りの衰えやシワ。それらは重ねた年輪の美しさとして許容される可能性が残っている。だが突き出た下腹や二重あごはエレガンスの対極にある。恐らくキャロラインさんは定期的な運動を欠かさず筋肉を鍛えることで、20代のようなシルエットを保っているのだろう。

もう1つ、中年女性のエレガンスに必要なのが手入れの良い髪の毛。ボサボサの髪によってラフでフレッシュな雰囲気を醸し出せるのはせいぜい20代まで。皮膚の小じわが目立つ年齢になっても清潔感を失わず、ゴージャスな雰囲気をかもし出すための最大の武器が艶やかなヘアなのだ。カラー、トリートメント、ブロー。。。髪は肌以上に、お金と時間の掛け甲斐がある。恐らく、キャロラインさんは肌の手入れ以上に髪の毛のトリートメントは欠かさず、毎日のセットは専属ドレッサーさんにお願いしているだろう。

とはいえ、トレンドセッターだったお母さんや義理の妹さんと比べると、キャロラインさんは地味だ。もともと派手な性格ではない上、日本というコンサバで男性優位の国の女性大使という立場を踏まえて、敢えて控え目を心がけている面もあるだろう。

王室のないアメリカのロイヤル・ファミリーとも目されるケネディ家の長女で、幼少時から超セレブだったキャロラインさんは、同時に父親や叔父の暗殺、母親の再婚や離婚、弟夫婦の事故死といったドラマチックな出来事を体験してきた。そうした中で、大人になってからは家族の誰よりも控えめで地味に生きてきた。多分、「人生の正負の法則」を知っていて、ファッションも生き方も敢えて引き算を選べる賢明な人なんだと思う。

素敵なキャロラインさん。外交手腕に加え、これからも、たまにメディアに登場してエレガンスのお手本を見せて欲しい。

 

 

 

 

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedInPrint this pagePin on Pinterest

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です