クリシュナムルティ:人生は絶えず扉をノックしている

学生時代のインド人の友人に勧められてから、クリシュナムルティを読んでいる。

クリシュナムルティはイエスキリストと同じで、殆ど著作を残していない。彼の言葉を綴った本は全てさまざまな地で語られた言葉をそのまま文章にしたものだから、すごく分かり易い。だから、聖書と同じでクリシュナムルティの本は、好きなときに好きなページを開いて読むことが出来る。

クリシュナムルティの言葉は簡単でも、その意味は深すぎて理解できないことがある。でも、さまざまな言葉に触れていくうちに、「もしかしてこういうことを言いたいんだろうか」とぼんやり分かってくる。

たとえば、クリシュナムルティはこんなことを言っている。

自宅のドアと窓を閉めて内に篭っていれば、私たちはとても安全で誰からも邪魔されないように感じます。ですが、人生はそのようなものではありません。人生は絶えず家の前でドアをノックし、家の窓をこじ開けて、より多くのものに私たちの目を向けさせます。もし恐怖のせいでドアの鍵を閉め、全ての窓に錠を掛けたりすれば、ドアを叩く音はいっそう大きくなるだけです。人生は私たちを放って置いてはくれません。いかなる形の安全にもしがみつこうとすれば、人生の方から押しかけ、迫ってくるのです。恐怖感を持って内に篭れば篭るほど苦しみは大きくなります。私たちは安全を求めるのですが、人生はそんなことは不可能だといいます。こうして戦いが始まるのです。

どうですか? いいでしょう?

恐れや不安とは何かという心のメカニズムをクリシュナムルティはじっくりと教えてくれる。

クリシュナムルティによると、人間の恐れの根源は「記憶」と「比較」であり、そこから執着が生まれる。現在に完全に没入すれば、不安はなくなり、戦いもなくなると言っている。

クリシュナムルティのHPから「毎日の箴言」をRSS購読してからは、毎朝、仕事前にクリシュナムルティの一言(英語)がメール送信によって読めるようになった。

新聞や、フェースブックやツイッターを見る前に、電話を掛ける前に、まずクリシュナムルティを読んで深呼吸する。

ラジオ体操するみたいに、クリシュナムルティの言葉を浴びて一日を始める習慣をキープして、偉大な精神を自分のものにしたい。

 

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedInPrint this pagePin on Pinterest

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です